日常的に海外旅行を楽しめる人でもない限り、なかなかヨーロッパ旅行に行く機会は多くありませんよね。
ですがいざ行ける!となれば、やっぱり憧れのロンドンやパリですから色々とお休みなどを調整してスケジュールを確保して・・・。
一生に一度かもしれない素敵な旅にしたいなと思うのは皆さん同じだと思います。
短めの日程でロンドンの主要な場所を巡る弾丸旅行ではない場合、ほとんどの方は5泊6日や6泊7日など、少し長めの旅程を計画するのではないでしょうか。
日程に余裕ができるとロンドン市外にも足を運んでみたくなることと思います。湖水地方に、ウィンザー城、ストーンヘンジなどなど・・・。
そんなあなたに朗報です。さらに素敵な選択肢をご紹介。
実は思った以上に簡単に「ロンドンから日帰りでパリに訪れる」ことができるんです!
本記事ではその方法について具体的に解説します。
目次
ロンドンからパリはユーロスターで2時間半
イギリスの南部に位置するロンドンのセントパンクラス駅からフランスのパリ北駅までは直線距離にして約450km。
これは日本だと東京から京都間くらいの距離となります。
電車であれば約3時間、高速道路なら6時間程度ですね。
そんな長い距離があるものの、ロンドンとパリを繋ぐユーロスターであれば片道約2時間半で行き来することができちゃうんです。
1等車なら食事付き!2等車でも食事は車内で変えます。
ロンドンの北側にある大きな駅「セントパンクラス駅」からパリの北東エリアにある「パリ北駅」に出発するユーロスター。
約2時間半に渡る鉄道の旅ですが、なんと1等車を予約している場合は軽食を楽しむことができます。
軽食といってもボリュームはそこそこあるので日本人であれば十分満足できる量が出てきますよ。
パリの日帰り旅行で出来ること
パリ旅行の経験をもとに、日帰りという限られた時間で行けそうなところをピックアップしてみました。
エッフェル塔
世界中の誰もが知るパリを象徴するモニュメント、エッフェル塔。
やっぱりパリにきたら生で見ておきたいところですよね!
凱旋門
こちらもフランスを代表するモニュメントですね。
正式名称はエトワール凱旋門。ナポレオンが自身の勝利を祝って建造したもので実物は思った以上に大きい!
ちなみにあまり知られていないのですが頂上は展望台となっています。
シャンゼリゼ通り
世界一美しい大通りとも呼ばれるシャンゼリゼ通り。
高級メゾンなども勢ぞろいしています。
自分へのご褒美や、家族・お友達へのお土産も買えちゃいます。
「パリのシャンゼリゼ通りで買ったモノ」というだけで思い出になりますよね!
ルーブル美術館
あの「モナリザ」が見れるのがルーブル美術館です。
他にも「ミロのビーナス像」や「ナポレオン一世の戴冠式」、それにドラクロワの「民衆を導く自由の女神》」など見所はたくさんあります。
カフェやレストランも併設されているのでお食事タイミングでも活用できます。
フレンチランチ
美食の街にきたなら一度は味わいたいのがフレンチ料理でしょう。
事前に予約しておけば星付きレストランでランチコースを楽しむことも可能です!
カフェランチ(ガレットやクロワッサン)
カフェ文化が盛んなフランスですから、朝ごはんや昼食にカフェに入るのも一つの選択肢。
クレープリーカフェにいけば蕎麦で出来た軽食「ガレット」が楽しめますし、カフェオレとクロワッサンで優雅な休憩を取るのも楽しいですよ!
パリ日帰り旅行で難しいこと、できないこと
逆にパリ日帰り旅行ではちょっと難しいことや、できないことをまとめてみました。
モンサンミッシェル
フランス旅行の大定番となるモンサンミッシェル。
まるでファンタジーのような風景に世界中から観光客が集まるスポットです。
残念ながら片道4時間以上かかってしまうのでパリ日帰り旅行で訪れるのはちょっと難しいです。
キャバレー
パリの夜といえばエネルギッシュなフレンチカンカンやエンターテイメントが楽しめるキャバレーはかかせません。
しかし、3大キャバレー(ムーランルージュ、リド、クレイジーホース)はすべて夜開催。
ユーロスターの最終便を狙えばいけないこともありませんが、ちょっと忙しない旅程となってしまいます。
シャンパンがついてくるのが普通なので、万が一乗り遅れてしまったときのリスクが怖いところ。
ベルサイユ宮殿
太陽王ルイ14世などが暮らしたフランス王室の権威の最たるものがベルサイユ宮殿です。
超豪華絢爛な鏡の間は一度は生で見てみたいもの。
基本的には午前か午後のツアーで参加することになります。
こちらもユーロスターの早朝の便などを活用すれば参加できないこともないですが、わずか10時間前後の滞在時間の中で、片道1時間のツアーに参加するのはちょっとオススメできません。
フレンチディナー
最後にオススメできないのはフレンチディナーです。
せっかくパリにきたからにはコース料理・・・と考える方もいるでしょう。
確かに時間的には可能です。しかし、3時間近くに及ぶコースをワイン付きで楽しんだ後に
見知らぬ土地を経由してパリ北駅に辿りついて、ユーロスターに乗り込む・・・。
ちょっとリスキーかなと私は思います。
モデルルート
もし私が行くなら・・・という視点で日帰りパリ旅行でできることをピックアップしてみました!
無理の無い時間割を想定し、下記旅程で仮定しています。
- 07:00 ホテル発
- 07:30 ユーロスターにチェックイン
- 08:00 ロンドン発
- 11:30 パリ着(+1時間)
- ~ 自由時間(ランチを食べて観光地へ)
- 19:30 ユーロスターにチェックイン
- 20:00 パリ発
- 21:30 ロンドン着(-1時間)
- 22:00 ホテル着
エイミー
このタイムスケジュールならちょっと早起きする程度で済むので後の旅程にも疲れが残りづらいと思います。
これで主要な観光地が制覇できる!必殺ルート!
- 11:30 パリ北駅発
- 12:00 エッフェル塔が見えるカフェでフレンチランチ
- 13:30 広場でエッフェル塔を改めて見学し記念撮影!
- 14:00 凱旋門で記念撮影!
- 14:15 シャンゼリゼ通りでショッピング祭り!
- 17:00 ルーブル美術館でモナリザなどの名画を見学。
- 19:00 パリ北駅着
エイミー
エッフェル塔を見ながら本場のフレンチを楽しむのは時短なのに優雅な時間を過ごせるので本当にオススメ!
ユーロスターでロンドンから日帰りパリ旅行する方法まとめ
ロンドンからのパリ日帰り旅行まとめ
- ロンドンからパリは約2時間半
- 時差は1時間。パリに着くと+1時間、ロンドンに戻ると-1時間
- パリの超有名スポットだけなら日帰りで制覇可能!