ロンドン旅行は楽しみなことがたくさんある一方で、ちょっと心配なのはヨーロッパ特有のトイレの少なさではないでしょうか。
日本ではコンビニや大型商業施設、スーパー、カフェ、公園、あるいは駅などでトイレを借りることができますし、日本で生活しているとなんとなく「このへんにトイレがありそうだな」というのも雰囲気でわかることは多いと思います。
しかし海外、とくにロンドンではそうもいきません。
何しろヨーロッパ圏の人々は外で用を足すことを好まない文化なので、必然的にトイレ自体の数も少ないですし、ロンドンでは目立つところにあることはほとんどありません。
それにコンビニは日本ほど普及していないですし、防犯面からも公衆トイレはあまり設置されていません…。
目次
ロンドンのトイレ4大スポット
ロンドンで実際に使い易いトイレスポット・・・。
それは「観光施設」、「カフェ」、「パブ」、「ホテル」の4つです!
その理由について、注意点を交えながら解説していきますね
観光施設

まずは定番でもありますが観光施設です。
ロンドン旅行中に巡るであろうナショナルギャラリーや大英博物館、セントポール大聖堂、ウェストミンスター寺院にテートモダン、ヴィクトリア&アルバート博物館などなど、入場が無料有料にかかわらず必ず公衆トイレが設置されています。
そして観光施設のトイレはロンドンでもそこそこ綺麗なことが多い印象があります。
ただし、基本的にはずっと混みあっているため多少の待ち時間は必要になることが多いのが難点です。
観光地では必ずトイレに立ち寄るくらいのほうが安心できるかも
カフェチェーン(スタバ、プレット、コスタ、ネロ)

2つ目はカフェチェーンです。
紅茶に代表される喫茶文化が根付いているロンドン。
もちろんコーヒーも大人気で至るところカフェチェーンのお店があります。
これらのチェーン系カフェはトイレを併設していることがほとんどですからトイレ休憩がてら立ち寄るのはナイスアイディアです。
日本では経験できない珍しいフレイバーのドリンクを楽しむのも思い出になりますよ。
- スターバックス(Star Bucks)
- プレット(PRET)
- コスタ(Costa)
- ネロ(Nero)
私もよくトイレ休憩しにカフェを利用していました。
甘めのドリンクを頼んで糖分補給すれば元気がモリモリ出てきます!
パブ

つぎにオススメなのがパブです。
ロンドン市内では日本のコンビニレベルでいたるところにパブがあります。
パブといえばロンドン名物の常温ビール「エール(ALE)」を飲む夜の場所という認識が強い方も多いと思います。
ですが、実際にはほとんどのパブはランチ営業も普通ですし、利用客も多いです。お昼からエールを飲みたい人も多いですから。笑
パブはレストランのように案内係がいるわけではありません。お店に入ってスタッフに一声かけてトイレを借りましょう。
せっかくですから一杯飲んで休憩していくことをオススメします!
ホテル

4つ目はホテルです。
世界最高峰の観光都市ロンドンでは観光客向けのホテルはやはりコンビニくらい無数にあります。
ある程度の大きさのホテルになるとロビーを宿泊客が客人と対応するスペースという位置づけにしているところが多いです。
かなり広いロビースペースを設けていたり、アフタヌーンティを楽しめる会場があったり、カフェが併設していたり。
こういった施設が整ったホテルの1F(グラウンドフロア)には必ずトイレが設置されているんです。
もしホテルや飲食施設が気に入ったら次回の検討リストに入れちゃいましょう~!
ロンドンではあまり役に立たないトイレスポット
さて、次は日本ではよく利用できるけれども、ロンドンでは期待できないトイレスポットをご紹介します。
コンビニ

まずはコンビニです。最近は日本でもトイレを貸し出さない店舗が増えていますが、まだまだ日本人のトイレスポットとしては上位にありますよね。
ロンドンでは、TESCO(テスコ)がセブンイレブン的存在ですが、当たり前のように店のスタッフ以外にはトイレは開放されていません。
鉄道や地下鉄駅(TUBE)

日本では充実している鉄道や地下鉄のトイレですが、ロンドンではそもそも設置されていないところがほとんどですし、あってもほぼ有料です。
ですが、同じような悩みを持つロンドン市民がいるのでしょう。
TUBE駅のトイレマップが公開されていましたので、お気に入りに入れておくと何かあったときに使えると思いますよ!
デパート

フォートナムメイソン、ハロッズ、リバティなどのデパートや大型商業施設も同様です。
基本的に日本のように各フロアごとにトイレは設置されていません。
フードコートフロアだったり、真ん中くらいのフロアにポツンとトイレが設置されている場合がありますが、とても数が少なかったり本当に目立たないところにあったりします。ちなみに下記デパートにはトイレが設置されているのを確認しています!
- フォートナムメイソン(Fortnum Mason)
- ハロッズ(Harrods)
- リバティ(Liberty London)
公衆トイレ

最後はもっとも頼りにしたい公衆トイレ。
ほとんどありませんし、あってもやはり原則有料です。
しかも基本的にかなり汚いです。笑
ロンドン市公式のトイレマップがありましたのでご紹介!
イギリスでトイレを示す単語
ちなみにイギリス英語ではトイレを示す単語が3つあります。
覚えておくと便利…かもしれません!笑
- Toilet(普通の言い方)
- Lavatory(アッパークラスの言い方)
- Loo, Bathroom(ちょっと遠回しの言い方)
イギリスのロンドンにウォシュレットはあるの?
残念ながら、ウォシュレットはイギリスのロンドン市内にほぼありません。
あの超高級ホテルRitzでさえ、普通の便器です。
どうしてもウォシュレットがないとトイレができない、不安がある。そんな人には携帯ウォシュレットがおすすめ。
私もTOTO製の携帯ウォシュレットを使っていますが、水圧は機械と同じ。携帯性もあるので海外旅行中でも邪魔になりません。
ロンドンのトイレ事情。困った時の4大スポットまとめ
ということで本ブログ記事ではロンドンで困りがちなトイレスポット情報についてご紹介しました。
知らない土地で急な便意は誰でも怖いもの。
これらの情報があなたのロンドン旅行に役立てば幸いです♪
1 件のコメント