ロンドン東部のブリックレーン地区にある24時間営業のベーグル屋さん「ベーグルベイク(Beigel Bake)」をご存知でしょうか。
若者の多いこの町で24時間営業というヨーロッパでも希有な営業形態、そしてお手ごろに美味しいベーグルなどが食べれるということで、観光客のみならず地元ロンドンっ子にも大変愛されている1974年から続く老舗のパン屋さんです。日本では決して味わえないソルトビーフとは一体何なのでしょうか。
本記事では、このベーグルベイク(Beigel Bake)の名物「ソルトビーフベーグル」を実際に食べた様子をご紹介します。
目次
ブリックレーン、ショーディッチエリアについて
ロンドンでも若者のエリアとして知られるブリックレーン地区。
レンガ造りの建物や屋台、マニアックなお店、例えばラムレザーの革ジャンがとんでもない価格で手に入ったりとトラディショナルな雰囲気が強いロンドンの中でも、かなりパンクな要素が強いエリアです。
そんなブリックレーンのもっともユニークなポイントは古着屋がとっても充実していることかもしれません。
ヨーロッパのハイブランドの名作が手ごろな価格で手に入ることもある穴場としても知られています。(画像のROKITも有名なビンテージショップ)
ソルトビーフとは?
ソルトビーフとはその名の通り塩味の牛肉なのですが、驚くべきはそれが牛肉の塩茹でだということではないでしょうか。
日本ではなかなか見ることのできない赤味肉の塊を豪快に塩茹でしたもの。
それがソルトビーフ(Salt Beef)です。
絶妙な温度とタイミングで茹で上げられたお肉は大変柔らかくてジューシー!
ホロホロと簡単に繊維がほぐれるこのお肉、あえていうならちょっとだけコンビーフに近いかも?
ソルトビーフベーグルを食べに行ってみた。
そんなソルトビーフ、お肉好きもといB級グルメ好きなら一度は食べてみたいもの。
ということでロンドン旅行に行った際に古着屋に立ち寄るついで(?)にベーグルベイクに訪れてみました。
写真がベーグルベイクの店頭です。左側に入り口があり、右側には例のソルトビーフをカットする様子が見れる大きな窓ガラスが設置されています。
※ちなみに向かい側にはサブウェイがあるので、どうしても野菜が入ったサンドを食べたい方はそちらに立ち寄るのもありかもしれません。
ベーグルベイクの頼み方、注文方法
店内はそこまで広くなく、一般的な日本のコンビニ半分くらいでしょうか。
とくにテーブル席などはなく、販売カウンターの後ろに簡易的な立ち食い用カウンターがついている程度です。
長い行列があっても回転がとても早いので気にしないで並ぶことをオススメします。
ほとんどのメニューが1~2£の範囲ですが、ソルトビーフベーグルの価格は4.5£となります。
店内の各所にCASH ONLYと貼られている通り、現金払いのみとなるので要注意。ロンドンだとほとんどクレジットカード払い出来ちゃうので現金の手持ちについては油断しちゃいますからね。
注文も早いので事前にお金を用意しておくと便利です。
ベーグル以外にも菓子パンなどが充実!
ベーグルベイクという店名からベーグル専門店かと思う方も多いと思いますが、実は菓子パンなどのバリエーションがとっても豊富!(画像上部のメニューに注目)
プレーンな焼き立てベーグルはもちろん、チーズケーキやデニッシュ系、さらにはスモークサーモンやニシンを使ったちょっと変わり種のサンドも人気だそうです。
色々な人の味覚に対応できるバリエーションをこれだけの量、安さで提供し続けているのはさすが老舗といったところ。
やっぱり美味しいソルトビーフベーグル
ぶ厚く切られた塩ゆでビーフが、マスタードをたっぷりつけたピクルスと一緒にしっかりした重さのベーグルに挟み込まれています。(画像のようにお肉がはみ出すくらいのサイズが普通です!)
そのままかぶりつけばベーグルのシットリした食感のあとにビーフの味わいが広がります。そしてピクルスとマスタードの絶妙なコンビネーションに驚く間もなく、あっという間に食べてしまう方、多いと思います。B級グルメ好きにはたまらないくらい美味しいんです笑
ロンドン東部を訪れる際はぜひぜひ食べにいってみては?オススメですよ!
とっても美味しいソルトビーフベーグルですが、かなりお腹の持ちが良いですのでランチやディナーの時間が近いときは注意してくださいね。
ベーグルベイクのアクセス情報
- 店名 Beigel Bake(ベーグルベイク)
- 住所 159 Brick Ln, Shoreditch, London E1 6SB
- 電話番号 020 7729 0616
- 営業時間 24時間営業、原則年中無休
- WEBサイト なし