世界No.1の観光都市ロンドン。
素晴らしく、そして大変美しい歴史的建造物と先進国らしいモダンな建築が融合したユニークな都市景観。
世界的にも有名なアフタヌーンティやパブであったり、若い女性のみならず英国新紳士向けにも発達したファッション文化。
旅行者にとっては行くところもやることもたくさんある素晴らしい地球を代表する都市のひとつです。
私にとってもロンドンはその魅力に引き込まれて何度も足を運んだ大好きな街。
とはいうものの、日本からはなかなか気軽には行けない距離と価格となるため、普段の海外旅行よりもたくさん調べてロンドンへの旅を計画される人は多いと思います。
しかし、ロンドン旅行は調べれば調べるほど出てくる情報が多く、何が自分にとってオススメな情報かよくわからないことがたくさんあります。
ロンドン自体はそこまで大きな街ではないものの、エリアがたくさんあって一体全体どのエリアが便利なのかやっぱり想像つきません。
そんな訳で、この記事では私なりに初めてロンドン旅行を計画している方向けにオススメエリアとその理由、さらにはシチュエーション別のロンドンオススメ地区などをご紹介したいと思います。
目次
コヴェントガーデン地区
個人的にもっともオススメなのがコヴェントガーデン地区です。
ロンドン市内の観光名所基準に考えたときにほぼ中心にあるのがこのコベントガーデン(Covent Garden)です。
大英博物館、ナショナルミュージアム、ピカデリーサーカス、ビッグベン、ロンドンアイなど、地下鉄やダブルデッカーに乗ってほぼ10分前後でたどり着くことができるのは本当に便利。
ちょっと離れたスポットだと、古着などで賑わうブリックレーンやあのセントポール大聖堂、ハロッズなどもありますが、どれもほぼ同じくらいの時間でたどり着くことが出来ます。
コベントガーデンエリア内はアップルマーケットなどのローカルでにぎわうスポットや、飲食店も豊富です。なによりほとんどの観光地の中心に位置している立地の良さがあります。
チャリングクロス駅(charing cross)が最寄り駅です。
ラッセルスクエア地区
2つ目にオススメなエリアは大英博物館付近となるラッセルスクエア地区です。
地下鉄ラッセルスクエア駅は超便利なピカデリー線(Piccadilly Line)にあります。
アップルマーケットなどでにぎわうコベントガーデン駅、あの巨大な曲型LED画面で有名なピカデリーサーカス直結となるピカデリー駅、バッキンガム宮殿にすぐ行けるグリーンパーク駅、超老舗百貨店ハロッズが目の前のナイツブリッジ駅とロンドン観光のかなりの部分を地下鉄一本でカバーできるピカデリー線(Piccadilly Line)が近いのは本当に楽チンです。
お財布に優しい価格帯のホテルが多いのも特徴のひとつです。
ナイツブリッジ地区
V&A博物館や大英自然史博物館、それにハロッズが近いのがナイツブリッジ地区。
さらにはハロッズやハービーニコルスといったイギリスの百貨店も近いのでショッピング重視だったり、お土産をたくさん買い込む人にはかなり楽チンなエリアです。
自然史博物館やロンドンを代表する巨大な公園ハイドパークも近いので子供連れにもピッタリです。とくに冬場であればハイドパークの移動式遊園地は一生の思い出になると思いますよ。
中心部から少し離れた高級エリアなので治安も良いです。
メイフェア地区
治安にこだわる人、あるいはロンドンの中心部ど真ん中で過ごしたい人にはオススメなのはメイフェア地区。
フォートナムメイソンがあるのでナイツブリッジ同様にショッピングは楽ですし、超高級車が普通に路上駐車されているラグジュアリーエリアですので車好きにもある意味オススメです。笑
リッツ、フォートナムメイソン、それにブラウンズなどの最上級のアフタヌーンティを気軽に楽しめるのも良い点です。
ショッピングもバッキンガム宮殿も楽しみたい人にはピッタリですが、宿泊コストは多少高め。最寄駅は聞いたことがある人も多いでしょう「ボンドストリート駅(Bond street)」
パディントン地区
最後はロンドンの北西に位置するパディントンエリアです。
イギリスの空の玄関「ヒースロー空港」からわずか20分で繋がるパディントン駅の周辺エリア。
すぐ南側にハイドパークがありますので、公園沿いのホテルを予約すればロンドン中心部にいながら緑の中に宿泊するという不思議なリラックス体験もできます。(この場合はランカスターゲート駅が最寄り駅)
また、なにより楽なのが帰国時でしょう。お土産がたくさん詰まったスーツケースを運んで様々な乗り物を乗り継ぐのは大変。とくにスーツケースを一人で二つ持っていようものならもう修行の域です。ロンドンの地下鉄ってエレベーターはほぼないですしね。
パディントン駅近く、もしくはヒルトンロンドンパディントンのように直結のホテルにすれば空港まで20分のヒースローエクスプレスにすぐに乗り込むことができますから。
観光する際にはどこに行くにもそれなりの移動時間が発生しますがダブルデッカーの景色などを楽しめると考えればOKです。とくに荷物が多い人にはピッタリのエリアです。空港直結はどんな都市でも有難いメリットのひとつ。
子連れロンドン旅行のオススメエリア
ナイツブリッジ地区か、パディントン地区がオススメです。
ナイツブリッジ近辺にはロンドン市民の子供達も良く利用する大英自然史博物館がありますし、ハロッズやハービーニコルズで楽しくイギリス製のオモチャを選ぶのも喜ぶでしょう。
デパートでのショッピングに疲れたらすぐにホテルに戻れますしね。さらに北側にはハイドパークの遊技場がありますからピクニックに行くこともできます。
もうひとつはパディントン駅。前述した通り、海外旅行で一番大変なのは帰国時でしょう。愚図る子供に重たいスーツケース。まさに修行です(2回目)
チェックアウトして数分でヒースローエクスプレスに乗り込めるのは大きなポイントです。(ちなみにハイヤー手配という手もあります)
冬にロンドンを訪れるならハイドパークの移動遊園地にいってみてください!とっても素敵な思い出になるはずです。
友人との激安ロンドン観光旅行のオススメエリア
ラッセルスクエアの北側エリアがオススメです。
とにかく狭くて高いロンドンのホテルマーケットの中で、キングスクロス駅からラッセルスクエアの北側までのエリアは格安のホテルが集まっています。
学生街なので夜はちょっと騒がしい点もありますが、地元民が利用するパブや飲食店もたくさんありますし、徒歩数分のところにあるザ・ブランスウィックセンターにはwaitroseというイギリスでも中流層が良く使うしっかりとしたスーパーがあるので地元の食べ物で食費を安く済ますこともできます。
とくにお肉関係はかなり安いですが日本の高級品レベルですのでオススメです。食肉大国の実力はスゴイですよ!
ロンドン市内とは思えないほどの安さが魅力のエリアですが、多少の英語力と体力がないと辛いかもしれません。
カップルやハネムーンでのロンドン旅行オススメエリア
男女二人でロマンティックあるいは活動的に過ごしたいのであれば…
オススメエリアはとくにありません。笑
2人でいればどこでも楽しいでしょうし、ロンドン旅行自体がロマンチックそのものです。
ひとつだけアドバイスをするとすればなるべく清潔な評価が高いホテルを選ぶところ。
清潔感に関しては3つ星以下ホテルは日本人の想像を超えてくるはずです。
高齢者のロンドン旅行のオススメエリア
お父さんやお母さんを連れて行く旅行、あるいは引退後の記念旅行であれば一番初めにご紹介したコベントガーデン地区がオススメです。
どの観光名所に行くにも便利なエリアにありますし、ちょっと高めのエリアなので治安も良く、日本レベルのサービスを提供するホテルも多いです。
できれば大通りに面したホテルだとより安心できるでしょう。
ご両親との旅行なら4つ星以上のホテルがオススメです。このランクになると日本レベルのサービスも期待できますよ。
オススメできないエリアの条件
最後にあまりオススメできないエリアの条件もご紹介したいと思います。
この2点さえ避ければ、価格を優先したとしてもある程度はどこでもなんとかなります。(笑)
公共交通機関があまりにも遠いところ。
ダブルデッカーや地下鉄の駅が遠く、タクシーの送迎も難しい小路地にあるようなホテルは格安で魅力的に感じることもあるかもしれませんが、はじめてのロンドン旅行ではオススメできません。
明らかに治安が悪いとされているところ。
キングスクロスの北部やカムデンタウン、ショーディッチ付近。
若者のエリアが多いのが特徴です。せっかくの海外旅行でわざわざスリなどの多いリスクあるエリアは避けたほうが良いでしょう。とにかく日本とは危険地帯の危険具合が違います。「私は大丈夫」とは思わず、安全も踏まえた祝は期先を選びましょう。
初めてのロンドン旅行にオススメな宿泊エリア5選のまとめ
ということで本記事では初めてロンドン旅行を計画している人向けにオススメエリアなどをご紹介しました。少しでもご旅行の手助けになれば幸いです。
あなたのロンドン旅行が素敵な旅と思い出になりますように!